苫小牧市美術博物館は23日、ミュージアムラボ「和綴(と)じ本を作ろう」を開いた。10代から70代までの11人が、日本の伝統的な製本法「和とじ」を使った本作りを体験した。
体験を通じて、古くから伝わる製本技術を学んでもらおうと企画。同館で歴史を担当する小杉宇海学芸員(27)が講師を担当した。
参加者は、和紙の束の片側に四つ穴を開け、麻糸でとじる「四つ目とじ」の方法を体験した。表紙と裏表紙を「強制紙」と呼ばれる用紙で製作し、二つ折りにした和紙を間に10枚ほど挟んで穴を開けた。その後、四つの穴に針を順番に通し、指導を受けながら糸で慎重にくくって、美しくとじられた和本を完成させた。
明徳町から参加した女性(70)は「和紙で絵手紙を制作しているので、作品をとじる時に試してみたい。とても勉強になり、参加してよかった」と話していた。
















