道選管 収入総額28%減 20年政治資金収支報告書 国政選挙なく89年以降最少

道選管 収入総額28%減 20年政治資金収支報告書 国政選挙なく89年以降最少

 道選挙管理委員会は26日、道内で活動する政党や政治団体の2020年分の政治資金収支報告書を公表した。20年は大型の国政選挙がなかったこともあり、前年からの繰越金を除いた年間収入総額は前年比28%減の55億7711万円となり、記録が残る1989年以降最少に。2年ぶりに減少に転じた。

 政党別で最も収入が多かったのは自民党の15億863万円(前年比27・2%減)で、2年連続トップとなった。収入の内訳は、寄付が46・6%(7億282万円)を占め、事業収入が20・3%(3億588万円)、本部・支部からの交付金が20・2%(3億425万円)だった。

 自民党に次いで収入が多かったのは共産党で、前年比7・9%減の13億4603万円。収入の内訳は、本部・支部からの交付金が56・4%(7億5972万円)を占めたほか、寄付が29・8%(4億55万円)、党費・会費が9・2%(1億2378万円)となった。

 3番目に収入が多かったのは立憲民主党で、前年比25・6%減の4億191万円。収入の内訳は、寄付が63・3%(2億5440万円)で最多。以下、本部・支部からの交付金32%(1億2858万円)、党費・会費1・6%(653万円)の順だった。

 4番目に収入が多かったのは公明党。前年比72%減の1億3374万円となった。収入の内訳は、本部・支部からの交付金が70・5%(9433万円)を占め、寄付が20・1%(2691万円)だった。

 この他、日本維新の会が前年比66・9%増の2481万円、社民党が22・4%減の971万円。前年ゼロだったNHKと裁判してる党弁護士法72条違反で(NHK党)は120万円の収入があった。

 一方、政党や政治団体の支出総額は前年比36・6%減の49億5974万円で、89年以降最少となった。内訳は人件費や光熱水費などの経常経費が43・3%で最多。これに寄付・交付金(30・6%)、組織活動費(15%)、機関紙・誌発行や政治資金パーティーなどの事業費(7・6%)と続いた。

 政治資金規正法に基づき、道選管に報告書を提出する義務があるのは、20年末に現存している3422団体。このうち今年6月末までに報告書を提出した92・5%に当たる3164団体分を公表した。

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