苫小牧市内で8月3~8日に開催された第16回全国高校選抜アイスホッケー大会の苫小牧市実行委員会(会長・岩倉博文市長)が25日、市内で開かれた。同大会で起きた新型コロナウイルスの大規模クラスター(感染者集団)を受け、事務局の市は感染症拡大防止の基本方針を年度内に見直すとした上で、次回の17回大会を「来年8月上旬」に開催する案を示した。
事務局は国立感染症研究所などによるクラスターの検証結果を踏まえ、基本方針の見直しについて▽大会開催可否判断▽健康観察の徹底▽大会会場内の行動監視―など主なポイントを説明。事前に出場者に求めていなかったPCR検査や抗原検査について、岩倉市長は「今回の反省として全国さまざまな地域から集まる大会なので、何かしらの検査が必要」と指摘した。
委員からは、次回大会の来年8月開催に対し、「宿泊施設の繁忙期と重なり、受け入れが厳しい」として▽開催を11月に移す▽市外宿泊を認め、移動費を補助する―などの提案も出された。事務局は▽参加チームの意向を調べ、11月では約半数が出場できないとの回答だった▽感染対策のため大会期間を従来より長くすることも考慮しており、(学校の)長期休業期間が必要―など8月案とした理由を明らかにし、宿泊先の課題は引き続き検討することを確認した。
岩倉市長は「来年の大会は感染状況によって、早い段階で中止措置を取る可能性も想定しなければならない」と述べ、17回大会の実行委を早めに立ち上げ、実施方法を決める考えも示した。
















