苫小牧啓明中学校(奥本政一校長)は25、26両日、2年生約100人を対象にキャリア学習「職業人に学ぶ進路学習会」を行った。生徒たちは保育教諭や動物看護師から直接、仕事内容や働く意義について聞き、学びを深めた。
同校は例年、生徒が市内の事業所を訪れて進路や職業観を深められる職場学習を2年生の総合的な学習で行っている。だが、コロナ禍では難しいことから、10種の職種の職業人を招いて話を聞く学習会を企画した。
両日は、各生徒が関心のある職種二つを選び、来校した職業人から話を聞いた。このうち、パン作りについては、市内澄川町の「ぱん工房むぎ麦」のオーナー職人石見勝政さん(44)と妻で店長の妙香さん(41)が講話。勝政さんは元プログラマーで、結婚を機に転職を決意した経験を伝えた。現在の販売業とは異なる職だが、「商品の売れ筋分析に、プログラミングをやっていた経験が生きている。どんな仕事でも、最終的に経験が無駄になることはない」と力説した。
佐々木芽生さん(14)は「夫婦で、自分たちが好きなことをしている姿がすごくすてきだった。店でしている工夫も勉強になった」と熱心にメモを取っていた。
















