苫小牧工業高校の情報技術科の3年生4人はこのほど、近隣の苫小牧美園小学校で、お手製の工作キットを活用し電池で光る置物作りを6年生約60人に教える出前講座を開いた。高校生からの一足早いクリスマスプレゼントに、児童たちは「おしゃれ!」「今年で一番幸せ」と喜んでいた。
同校の3年生は毎年、自分で決めた課題に取り組む「課題研究」授業の一環で、紙工作と電子工作を組み合わせたキット製作に取り組み、同小学校へプレゼントしたり、児童に作り方を教えたりしている。
光る置物は組み立てるとはがき大になり、クリスマスツリーやケーキを持つ女性の絵柄が付いていてライトで光る。基板と発光ダイオード(LED)のライトをつなぐ下準備、かわいらしい絵柄のデザインとも生徒たちで行った。
講座では、はんだごてを使って基板の導線と電池入れをつなぐ作業を小学生に指導。「(はんだごては)水が沸騰する3、4倍の温度になる。決して人に向けないで」と注意を促しながら、真剣な表情で作業する児童たちを見守った。本間裕翔さん(17)は「教えることは難しく、先生たちの日ごろの大変さが分かった。でも、子どもたちが笑顔になってくれ、苦労したかいがある」と手応えを感じていた。
加賀太陽君(12)は「初めて使う道具があったけれど、高校生が優しく教えてくれたからできた。家でも光らせてみたい」と置物の完成を喜んでいた。
















