候補擁立作業が本格化 来夏の参院選 道選挙区 自民2人目公募に6人 野党も加速

候補擁立作業が本格化 来夏の参院選 道選挙区 自民2人目公募に6人 野党も加速
2人目の候補擁立へ選考委員会設置を発表した自民党道連の冨原亮幹事長(右)と花崎勝幹事長代理=6日、道議会庁舎

 来年夏の参院選道選挙区(改選数3)の候補擁立作業が本格化してきた。自民党道連(伊東良孝会長)は6日、札幌市内で役員会を開き、既に党本部が公認決定している現職の長谷川岳氏(50)に続く2人目の候補選びに入った。道連の公募に対しては6人が応募しており、今週末の11日に選考委員会の初会合を開く。一方、立憲民主党道連(逢坂誠二代表)など野党の擁立作業も今月から加速する見通し。政党関係者からは「もう7カ月程度しかない」との声も聞かれ、10月に衆院選があったため各党とも擁立作業は遅れ気味に推移している。

 自民党道連は、11月末まで2人目の候補を公募。「道選挙区在住の100人(うち50人は党員)の推薦名簿提出」などを条件にしたが、作家の森久美子氏(65)、元道議の柿木克弘氏(53)、元HBCアナウンサーの鶴羽佳子氏(53)、道議の大越農子氏(51)、道議の八田盛茂氏(65)、前衆院議員の船橋利実氏(61)の6人が応募した。森、柿木、鶴羽、大越の4氏は自薦、八田、船橋両氏は他薦という。

 役員会では、高橋はるみ会長代行(参院議員)、中村裕之衆院議員ら19人による選考委を設置。メンバーには道経連や道商連などの友好団体や有識者も加わる。11日に札幌で初会合を開き、選考作業を本格的に開始する。終了後、記者団の取材に冨原亮幹事長は「早ければ年内に擁立を目指すが、丁寧に対応すべきとの意見もあり、越年するかもしれない」と話した。

 一方、立憲民主党道連は改選期を迎える現職の徳永エリ氏(59)、鉢呂吉雄氏(73)の2人の出馬意向を確認した上で、候補を選考する構え。梶谷大志幹事長は「時間は限られるが、丁寧に作業を進めたい」との姿勢だ。

 共産党道委員会(青山慶二委員長)は1人区ではなく3人区であるため前回同様、野党共闘による統一候補は立てず、独自候補を擁立。11月24日に党道国政相談室長で新人の松橋千春氏(39)=苫小牧市在住=が立候補を表明している。

 この他、国民民主党も独自候補擁立を検討し、NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で(NHK党)は週明けの13日に独自候補を発表する予定。衆院選で全国的に躍進した日本維新の会の動向も注目されている。

 参院選道選挙区は前回(2019年7月)が9人、前々回(16年7月)は10人が出馬しており、今回も乱立選挙になる可能性もある。

■過去2回の参院選道選挙区の得票結果

◇2016年7月10日(投票率56・78%)

当 長谷川岳(自民・現)   64万8269票当 徳永エリ(民進・現)   55万9996票当 鉢呂吉雄(民進・新)   49万1129票  柿木克弘(自民・新)   48万2688票  森 英士(共産・新)   23万9564票  佐藤和夫(こころ・新)   3万4092票  中村 治(支持政党なし・新)2万9072票  飯田佳宏(無所属・新)   2万6686票  森山佳則(幸福実現・新)  2万1006票  水越寛陽(無所属・新)   1万2944票◇2019年7月21日(投票率53・76%)

当 高橋はるみ(自民・新)  82万8220票当 勝部賢志(立憲民主・新) 52万3737票当 岩本剛人(自民・新)   45万4285票  畠山和也(共産・新)   26万5862票  原谷那美(国民民主・新) 22万7174票  山本貴平(N国党・新)   6万3308票  中村 治(安楽死・新)   2万3785票  森山佳則(幸福実現・新)  1万3724票  岩瀬清次(労働者党・新)1万 108票

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