違い認め合う社会に 人権週間パネル展で啓発  白老

違い認め合う社会に 人権週間パネル展で啓発  白老
さまざまな人権問題を取り上げたパネル展

 白老町と苫小牧人権擁護委員協議会は、町コミュニティセンターで人権週間(4~10日)にちなんだパネル展を開いている。10日まで。

 会場の同センター1階ロビーに、女性や子ども、高齢者、障害者、外国人など、さまざまな人たちの人権問題を解説したパネル約20枚を展示。インターネットを悪用した誹謗(ひぼう)中傷など、ネットと人権に関するパネルも掲示し、互いの違いを認め合う社会の大切さを啓発している。

 また、特定の民族や国籍の人たちへの差別的発言「ヘイトスピーチ」問題を伝えるチラシ、パワハラやいじめ、虐待などの相談窓口を紹介したパンフレットも会場の一角に置いた。

 人権問題への理解を深めてもらうため、町立図書館でも19日まで、関連図書を並べたコーナーを設置している。

 人権週間は、国連が1984年12月10日に「世界人権宣言」を採択したことを受けて設けられた。白老町では昨年に続き、今年もパネル展などの啓発事業を企画した。

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