苫小牧東高校(南俊明校長)は日本学校体育研究連合会とスポーツ庁から、2021年度全国学校体育研究優良校の表彰を受けた。体育の授業での合理的、効果的なトレーニングやICT(情報通信技術)活用などが評価され、南校長は「名誉なこと」と喜んでいる。
同表彰は学校体育の発展に顕著な実績を上げた幼稚園、小中学校、高校、中等教育学校、特別支援学校や体育を指導する各教員などが対象。同校は「文武両道・自主自律」を校風とし、ICT活用や対話的な学習を推進している。
体育の授業では、種目に合わせてタブレットやスマートフォンを利用している。マット運動では、映像をスロー再生できるアプリを使用。前転した際の映像を撮ると、その様子を数秒後に確認でき、手の置き方や動きを1人で見ることができる。ICTは、バスケットボールなどの戦術練習時やダンスの授業でも活用しており、体育科の田中渓也教諭(33)は「予習のため、事前に参考動画を作成することもある」と話す。
保健の授業では、生徒が学んだことを実生活でどのように生かすかといったプレゼン資料をスマートフォンで作成、発表する授業を実施。教員が教えるばかりではなく、生徒自ら気付きを得られるよう工夫している。
昨年度末、Wi―Fi(ワイファイ)環境が整備されたことに加え、新型コロナウイルスに関わる道の補助金で大型テレビを全クラスに配置できたことで今年度、授業へのICT活用が進んだ。
田中教諭は「ICT環境に合わせ、使える機器は積極的に使っていき、生徒たちの健康の保持、増進につなげたい」と話した。
表彰は11月11日付で、優良校は最優秀校に次ぐ位置付け。今年度は全国から87校が選ばれた。うち道内は6校で、高校は同校と札幌西高校。
















