苫小牧泉野小学校(東峰秀樹校長)でこのほど、絵本の読み聞かせを軸にした「こころの授業」が行われた。市柏木町の自宅で私設文庫・ピッピ文庫を開いている上田正一さん(73)が、心の在り方を描いた絵本を紹介しながら、自分の心と丁寧に向き合うことの大切さを児童に伝えた。
「こころの授業」は、さまざまな立場の市民が自身の経験などを踏まえ、子どもたちに命の尊さや自然との共生について伝える市教育委員会の教育活動。
上田さんの授業は2日間にわたり、1、2年生を対象に一学級ごとに実施された。このうち2年2組では、「心はどこにあるか、考えてみよう」と問い掛け、「かお かお どんなかお」(こぐま社)や「ともだちくるかな」(偕成社)などを読み聞かせした。
大好きな友達とけんかをしてしまい、素直に仲直りできない少年の感情を描いた「けんかのきもち」(ポプラ社)の読み聞かせ後は、児童が自身のけんかの経験を語る場面も。上田さんは「心は目に見えないけど、みんなが必ず持っている。自分の心や周りの人の心が今、どうなっているのか、時々考えてみてほしい」と呼び掛けた。
















