高齢者の介護予防を目的としたシルバーリハビリ(シルリハ)体操の普及に向けた今年度の実践指導士養成講講座が今月で、終了した。体操指導に必要な知識、技術を伝える講義や実技指導が8月下旬から10日間行われ、全課程を修了した18人は指導士としての活動に決意を新たにした。
シルリハ実践指導士の養成は、高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきとした生活を送り続けられる社会を目指す苫小牧市の事業。今年度の講座は8月23日に開講した。当初は9月30日までの予定だったが、新型コロナウイルスの緊急事態宣言で会場の市民活動センターが休館したため、日程が大幅にずれ込んだ。
受講者は筋肉や関節の働きや機能回復の方法、地域における介護予防の在り方などを座学で学んだほか、シルリハ体操を市民に伝えるための実技講習に臨んだ。
9日、同センターで行われた閉講式では、講師を務めた理学療法士の石川修一さんが一人ひとりに修了証書を手渡し、「自信を持って周りの人の健康を育んでほしい」と激励。桜木町の有沢昭さん(77)は「自分も病気でリハビリが必要な身だが、苫小牧では機会がなく、毎月市外に出向いていた。身に付けた体操の知識を市民のために活用したい」と意気込みを語った。
養成講座は昨年度に続き2回目。昨年度の講座では19人の指導士が誕生し、一部の指導士は、市内のふれあいサロンなどでシルリハ体操の指導をスタートさせている。
















