苫小牧市美術博物館は、同館で10月9日から開催していた企画展「ラムサール条約登録30年 ウトナイ湖うつりゆく自然とその未来」を12日に閉幕した。期間中の来場者数は4651人だった。
同湖が今月、国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約」に登録されて30年の節目を迎えたことにちなんだ展覧会。湖に飛来する渡り鳥や昆虫、植物などの多様な生態系、周辺の河川改修で生じた環境の変化などを3部構成で紹介した。
はく製、ドライフラワーなど約300点にも及ぶ標本を一挙に展示したほか、各所に設けられた体験型展示やクイズで子どもも楽しく学べる内容とした。
7月下旬~9月中旬の予定で開幕した前回の企画展「発掘された日本列島 調査研究最前線2021」は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴う臨時休館で8月末に前倒し終了し、来場者数は1428人にとどまった。今回は新型コロナの感染状況が落ち着いていることもあり、序盤から断続的に市民が足を運んだ。
武田正哉館長は「地域の自然についての展示で市民の関心が高かったことに加え、小学校の郷土学習でも活用してもらえ、来場者数の増加につながった」と話した。
同じ日にスタートした「中庭展示vol.17澁谷俊彦」は来年3月13日まで。
















