「どうみん割」3月11日まで延長 ワクチン接種が条件、年内検査無料化開始 道議会予算特別委

「どうみん割」3月11日まで延長 ワクチン接種が条件、年内検査無料化開始 道議会予算特別委
「どうみん割」を来年3月11日まで延長する方針を明らかにした鈴木知事=14日午後、道議会庁舎

 鈴木直道知事は14日の道議会予算特別委員会の総括質疑で、道民の道内旅行を助成する「どうみん割」の利用期限を「来年1月4日チェックインから3月11日チェックアウトまで延長する」と発表した。現在販売されているのは今月29日分までだが、1月4日から再開する。対象地域に関しても「青森県民が『どうみん割』を、道民が青森県の割引事業を相互に利用できるようにしたい」と拡大する方針を明らかにした。三好雅氏(自民党・道民会議)、沖田清志氏(民主・道民連合、苫小牧市区)の質問に答えた。

 「どうみん割」は、旅行代金の最大半額(上限5000円)を割り引いて販売し、飲食店などで利用できる2000円分のクーポンも付与する事業。来年3月11日まで延長するが、知事は「ワクチン接種の完了、またはPCR検査結果が陰性であること」を利用条件とすることを説明した。また今後、新型コロナウイルスの感染が拡大し、道が新たに設定したレベル分類のうち、2番目に深刻な「レベル3」になった場合は、全道で事業を停止する。

 この他、知事は公共交通の利用促進を目的とした道の補助事業「ぐるっと北海道」についても「来年2月末までの販売期限を、最長3月末まで延長していく」と表明した。今後、国が行う『Go To トラベル』を再開した場合は「全国から皆さんに来道していただけるよう効果的なプロモーションも展開する」と述べ、疲弊する本道の観光振興に全力を挙げる姿勢を示した。

 また、▽イベントなどの行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」を活用する際の検査▽感染が拡大傾向にある場合、知事の要請に応じ、感染に不安を感じる人が受ける検査―を無料化する事業については「国が都道府県に対し、年内開始に向けた体制整備を図るよう方向性を示した」と説明。道では「PCRや抗原検査キットの活用を考えている」とし、「年内から順次検査を開始し、早期に全道域で受けられる体制整備に取り組んでいく」と述べ、関連する補正予算案を今定例会最終日の16日の本会議に追加提案する考えを示した。

 この日は、赤根広介氏(北海道結志会)、志賀谷隆氏(公明党)、真下紀子氏(共産党)も総括質疑を行った。

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