苫小牧市はこのほど、苫小牧市教育・福祉センターで保育の職場に勤務していない保育士資格保有者「潜在保育士」を対象に、研修会を開いた。待機児童解消に向けた市の保育士確保事業で、延べ9人が子どもや保護者との接し方について理解を深めた。
2日間にわたって開き、初日は北海道文教大学で保育や幼児教育を専門とする小田進一教授が、乳幼児の発達と心理やコミュニケーションの取り方などを講義した。
小田教授は、仕事に追われ、子育てに身が入っていなかった親の事例に触れ、話を聞くことで、保護者が自ら行動を改善していった実体験を紹介。話している人の言葉の語尾を繰り返したり、うなずいたりすると「相手が聞こうとしている意欲を感じ、自分のことを認めてくれていると思うようになる」と強調。傾聴する姿勢や態度の大切さを伝えた。
来春から保育園での勤務を考えているという市内ときわ町在住の女性(27)は「保育士として働いた経験はあるが、改めて学び直しの機会になった」と話していた。
現役保育士と話す場や私立認可保育施設の就職説明会も設けられた。
















