ワクチン接種記録システム誤登録 苫小牧でも70件 市が修正作業 3回目に影響なし

ワクチン接種記録システム誤登録 苫小牧でも70件 市が修正作業 3回目に影響なし

 国の新型コロナウイルスワクチン接種記録システム(VRS)で、全国各地で一部の記録が誤って登録されていた問題で、苫小牧市でも職域接種などで70件の誤登録が見つかり、17日から修正作業を始めた。市の個別、集団接種で誤登録はなかった。市健康支援課は「3回目接種などへの影響はない」と話している。

 VRSは国が自治体との情報共有を円滑にするため導入したシステムで、誰が、いつ、どこで、どのワクチンを接種したかをリアルタイムで登録できる。接種券に記載された個人ごとの識別番号(数字18桁)を、国が無償貸与するタブレット端末のカメラで読み取れば、自動で入力される。全国各地で端末による誤読がそのまま登録された事例などが確認されている。

 市はVRSのチェックリストで、職域接種と市外接種に「要修正」の誤登録70件を確認。2回目の接種日が1回目よりも早い日付で登録されるなど、端末による誤読が原因とみられるケースが多かった。「3」を「6」、「8」を「3」と誤まっている例などがあったという。

 市は17日、職域接種約1万8000人分の予診票から「要修正」とされた対象者を1人ずつ探し出し、手作業でデータを修正した。同課は「3回目の接種券配布などに問題が起きないよう対応していく」と修正に万全を期す考え。ただ、職域接種は接種券がなくても受けられたため、職場を通して接種券を提出しなければVRSに登録されず、チェックのしようがない。同課は改めて接種券の出し忘れがないよう呼び掛けている。

 一方、個別、集団接種に誤登録はなく、データ管理をすべてI・TECソリューションズ(表町)に委託し、予診票と登録内容の確認、ひも付け作業を強化したことが奏功した模様だ。

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