生活保護受給者中傷 市職員を減給処分 市への苦情50件 同僚おとしめる投稿も

生活保護受給者中傷 市職員を減給処分 市への苦情50件 同僚おとしめる投稿も

 苫小牧市で生活保護業務を担当する職員が、ツイッターに生活保護受給者を中傷する投稿をしていた問題で、市は20日、信用失墜行為に当たるとして20代の男性職員を減給10%、3カ月の懲戒処分にしたと発表した。問題の報道後、市には電話やメールで約50件の苦情が寄せられていた。また職員は、同僚に対してもおとしめる投稿をしていたことが分かった。

 市によると、同職員は2015年7月から21年10月までの6年間以上、同僚を「無能だ」「ポンコツ」などと誹謗(ひぼう)する投稿を繰り返していた。生活保護受給者への投稿は今年9、10月に集中し、事実ではない憶測交じりの内容で「無職のくせに」「人間としてみてはだめ」などと中傷していた。個人を特定した情報は含まれていなかった。

 投稿は匿名だったが、10月に「市職員と思われる人物のSNS(インターネット交流サイト)に不適切な投稿がある」と削除を求める電話が市役所にあり、内部調査の結果、本人が事実を認めた。17日に庁内の賞罰審査委員会で処分を決め、20日付で発令した。ツイッターの投稿やアカウントは削除済み。

 市には「不快だ」「生活保護の相談をするのが不安だ」といった苦情が13日までに約50件寄せられ、職員が謝罪に追われている。服務担当の行政監理室は「全職員が自分事と捉え、公務員としてどうあるべきかを改めて考える契機にし、再発防止に努めたい」としている。

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