今年の漢字は「変」 変異株、行動変容の一年を反映 鈴木知事

今年の漢字は「変」 変異株、行動変容の一年を反映 鈴木知事
年末インタービューで今年の漢字に「変」を選んだ鈴木知事=21日午後、道庁

 鈴木直道知事は21日、道庁で苫小牧民報社など地方紙5紙の年末インタビューに応じ、2021年を表す漢字一字に「変」を選んだ。「何の漢字がいいかなと私もすごく考えた」と強調し、「この一字が一番、この一年間の中で、どこかしらで皆さんの意識の中にある漢字かなと思って選んだ」と述べた。

 「変」を選んだ理由について「今年も昨年に引き続き、『オミクロン株』や『デルタ株』などいわゆる変異株への対応に迫られた」と新型コロナウイルス感染症対策に追われた一年であったことを説明。一方で「ゼロカーボン(2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す)やデジタル化という社会変革の動きに対応する第一歩の年でもあった」と指摘。さらにコロナ対策では「皆さんの行動変容もあった」ことを挙げた。

 知事は「一般的にはあまり『変』というのはポジティブな漢字ではないと思うかもしれないが、大変なことだけではなく、いろいろ気付かされたり、前向きな取り組みもあったとの意味も込めた」と話した。

 また、年間100万人の来場目標を掲げて昨年開業した白老町のアイヌ文化発信拠点「民族共生象徴空間」(ウポポイ)について、知事は「38万人以上に利用いただいた。100万人に届かなかったが、本当に多くの方に来てもらった」と説明。コロナ禍で「そもそも入場制限がある中では、100万人というのは難しい状況であるが、特に多くの子どもたちに利用いただいた」と振り返った。

 アイヌ文化を直接体験できるメニューやプログラムなど「いろいろスタッフが知恵を出し合いながら対応を検討してくれている」と強調し、「それはすごく次につながると私は思っている。これから皆さんと共に、ウポポイに多くの方に来ていただけるよう頑張っていきたい」と来年以降に期待した。

 道民の道内旅行を助成する「どうみん割」の利用期限を3月11日まで延長したことについては「『Go To トラベル』の再開がまだ決まっていない。どこかで始まると思うが、『トラベル』はゴールデンウイークの前までの利用になる」と述べ、コロナで疲弊する本道の観光振興には「切れ目のない対策」が必要であることを指摘。「『どうみん割』と『Go To トラベル』は並走する期間があって、そのまま移行していくような流れをつくっていければ」との姿勢を示した。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る