苫小牧市と苫小牧消費者協会はこのほど、若草町の市民活動センターで、消費生活講演会「私たちの生活からSDGsを動かす! 実践、エシカル消費!」を開いた。市民ら35人がフェアトレードタウンさっぽろ戦略会議事務局長の有坂美紀さんの話に耳を傾けた。
エシカルは、環境に配慮する、社会貢献につながる倫理的な(行動)をとるという意味。法で定められてはいないが、良識や他の模範となる振る舞いを指す。
有坂さんはまず、国連が2030年までの世界的な具体的指針として定めた持続可能な開発目標(SDGs)について解説。地球の資源は有限だが人の欲望は無限だとして「行政任せにせず、私たち一人ひとりが生活スタイルを見直すことが大切」と訴えた。その上で、地球温暖化による気候変動や海洋中に漂う5ミリ以下のマイクロプラスチックが生態系に及ぼす影響、社会的弱者に労働機会を創出し、児童労働や貧困を解決につなげるフェアトレードの話題を紹介。「これまでと同様に多くの物を消費するのではなく、一つ一つの物を大切に使い続けていく本当に豊かな生活を」と呼び掛け「個々の行動の積み重ねが世界を変える近道。SDGsを参考に、楽しみながら豊かに暮らしていきましょう」と話していた。
















