国内最大の国家石油備蓄基地、苫東石油備蓄苫小牧事業所(苫小牧市静川)の吉田智行取締役事業所長が22日、年末あいさつで苫小牧民報社を訪れた。11月に政府が決めた国家備蓄石油の放出方針に「今のところ国から指示はない」と前置きしつつ「ことごとく備える、が経営理念。着実に今までやってきたことを履行する」と強調した。
政府は原油価格の高騰を受け、現行の石油備蓄法に反しない形で、備蓄油種の入れ替えに伴い国内消費量2日分程度を売る方針。国家石油備蓄基地10カ所のうち、どこの油種をどのぐらい放出するか示していないが、吉田所長は「油種は定期的に入れ替え、いつでも放出できるよう訓練も日々している。備えと準備も再確認した」と述べた。
事業所は新型コロナウイルス対策で厳戒態勢を敷いているが「アフターコロナを見据えた業務運営を考えていきたい」とも述べた。
















