10万円給付 市、全額現金で支給 先行28日、残り来月14日から

10万円給付 市、全額現金で支給 先行28日、残り来月14日から

 国の18歳以下への10万円相当の給付事業をめぐり、苫小牧市の岩倉博文市長は22日の定例記者会見で、現金5万円の先行給付を予定通り28日に、残る5万円分も現金で来年1月14日から支給すると明らかにした。財源確保のため同5日にも市議会臨議会を開き、補正予算案を提出する。16歳以上の子どものみを養育するなど申請が必要な世帯には今月27日から書類を送り、所得要件を審査した上で1月28日から現金一括で10万円を給付する。

 政府は当初、5万円相当のクーポン支給を原則としていたが、多額の経費が掛かることなどから現金を望む自治体が続出し、全額現金の容認に方針転換した。市は年内の一括10万円給付を検討したが、予算を審議する議会日程から逆算して作業が間に合わず、断念した。岩倉市長は「もう少し早く与党の調整を終え、政府としての決定を出してほしかった」と述べた。

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種をめぐっては、来年2月中旬を目途に集団接種会場をグランドホテルニュー王子(表町)に開設することを説明。設置期間や開設時間はワクチンの供給量を勘案して決め、使うワクチンは集団接種が米モデルナ製、医療機関の個別接種は米ファイザー製とすみ分ける。

 3回目の接種券は2回目終了日に合わせて自動的に発送するため、申請は不要。市はすでに医療従事者の大部分に接種券を発送済みで、国の接種間隔の前倒し方針を受け、高齢者施設などとの間で接種時期を調整中。65歳以上については、もともと2回目接種からおおむね7カ月が過ぎた人に接種券を配る計画だったため、接種券が届いた日から予約できる体制を整えるとした。

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