道は24日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、道内の感染状況などを分析した。会議後に記者会見した鈴木直道知事は、道内では未確認の変異ウイルス「オミクロン株」について、国内では市中感染が確認され「国の専門家からは今後、感染拡大が急速に進むことを想定すべきと懸念が示された」と警戒感を示した。同株の感染者は原則入院、濃厚接触者は宿泊療養施設に滞在してもらう対応方針を説明し「札幌市内に1棟、100人分の宿泊療養施設を確保した」と発表。濃厚接触者が急増した場合は、さらに施設の確保を進める姿勢を示した。
感染リスクが高まる年末年始については「これから忘・新年会や帰省などに伴い、会食の機会が増える時期を迎える」と強調。飲食の場面では▽感染対策が徹底された店を選ぶ▽会話の時はマスク着用▽いつもと体調が違うと感じた場合は外出や移動を控える―など基本的な感染防止行動の実践を道民に呼び掛けた。
また「ワクチン・検査」パッケージ制度推進へ向け、健康上の理由などでワクチン接種ができない無症状者を対象にした予約不要の無料のPCR検査を「来週から開始する」と発表。無料検査所を開設する最終調整を進めており、年明け以降「順次、全道域へ拡大していく」と述べた。
米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「モルヌピラビル」については「本日の薬事承認の後、対応薬局に対して国から直接配送されることになる」と説明。「国と連携しながら、道として取り扱い可能な薬局の取りまとめをしてほしい」と本部員に指示した。
ワクチンの3回目接種間隔に関しては▽医療従事者や高齢者施設の入所者などは6カ月以上▽その他の一般の高齢者は7カ月以上―に短縮可能となった。来年2月までに約251万回分を確保できる見通しとなったことも報告。知事は「今後、各市町村の判断で前倒し接種が実施される。円滑に接種できるように、しっかりと市町村をサポートしていきたい」と述べた。
















