来年2月室蘭―八戸航路休止 苫小牧航路 4隻8便維持 川崎近海汽船

来年2月室蘭―八戸航路休止 苫小牧航路 4隻8便維持 川崎近海汽船

 川崎近海汽船(東京)は24日、室蘭―八戸航路を来年2月1日で休止すると発表した。11月から室蘭市などと協議を進めていたが、航路の継続は困難と判断した。同社のフェリーで道内と本州を結ぶ航路は苫小牧―八戸間(4隻8便)のみとなる。

 同社は2018年6月、北海道と東北を結ぶ新たなルートとして室蘭―宮古航路を開設。物流や観光に新たな流れを創出する狙いだったが、貨物トラックの乗船が定着せず、同航路を休止して20年4月から室蘭―八戸航路に改編していた。

 同社によると、同航路でトラックの取り込みを強化したが、原油価格の高騰で燃料コストが大幅に上昇。新型コロナウイルス感染拡大による旅客需要の大幅減も長期化し、収支が厳しくなった。船舶が老朽化し、新造船の投入は極めて困難な状況という。

 最終航海は1月31日午後8時30分室蘭発。同社フェリー部は「室蘭市や岩手県、宮古市をはじめ多くの方に尽力していただき運航してきたが、継続は困難と判断した」としている。

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