第2次食育推進計画の素案まとまる 三つの基本目標で22年度から5カ年、市は来月5日まで意見公募

第2次食育推進計画の素案まとまる 三つの基本目標で22年度から5カ年、市は来月5日まで意見公募

 苫小牧市は食育に関する施策を盛り込んだ「第2次市食育推進計画」の素案をまとめた。現行計画(2017~21年度)の次期計画で、各施策を効果的に進めることで食を通した健やかな暮らしの実現を目指す。現在、市民からの意見公募(パブリックコメント)を実施している。

 市によると、第2次は22~26年度の5カ年計画。生涯にわたり健全な食生活を実現し、豊かな心と健やかな体をつくることを基本理念に掲げ、三つの基本目標を設定している。

 一つ目は、基本的な食生活の形成による健康的な体づくりを目指し、24施策を盛り込む。特に一日三食の規則正しい食習慣を実践してもらうため、朝食を習慣づける施策に注力。このほか、生活習慣病の重症化の恐れがある人に食生活の改善を促す保健指導や、災害に備えた食料品備蓄に関する施策を新たに加えた。

 二つ目は食品ロス削減を意識した食育の推進23施策、三つ目はデジタル化に対応した食育など10施策を掲げている。

 さらに、食育推進に当たり11項目の数値目標を設定。朝食を毎日食べている小学生の割合を21年度の現状値85・2%から100%近くに、15歳以上では69・5%から81・3%まで引き上げることを明記。地元の食材を意識して食べる人の割合は45・1%から60%以上に、食育に関心がある人の割合は57・8%から80%超えにしたい考えだ。

 市健康支援課の担当者は「現行計画では食品ロスの削減に関心がある人の割合が増えるなど一定の成果もあったが、依然として市民の食育に対する関心が低い」と指摘。「次期計画案は現状の課題を盛り込んだ内容となっているので、ぜひ多くの人に関心を持ってもらいたい」と話している。

 市は来月5日までパブリックコメントを行い、同3月末までの完成を目指している。

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