北海道の空の玄関口・新千歳空港で29日、年末年始を故郷や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュがピークを迎えた。新型コロナウイルス流行前には及ばないものの、ラッシュの形容にふさわしい混雑ぶり。家族連れやカップルらが大きな荷物を抱えつつ、軽快な足取りで目的地に向かっている。
主要航空各社の本道発着路線は、年末年始(25日~来年1月4日)の予約率が前年と比べて大幅に改善。日本航空(JAL)は予約率73・6%、全日本空輸(ANA)は67・6%、AIRDO(エア・ドゥ)は82・2%だが、各社とも下りのピークの29日は90%を超えており、羽田―新千歳線は臨時便も運航している。
29日午前は、出迎えの姿はコロナ前に比べると少ないものの、羽田、成田、関西など主要幹線路線の定期便が到着するたび、国内線ターミナルビル1階の到着口からどっと人が出て、レンタカー窓口付近は順番待ちの人で混雑した。
上りのUターンピークは、JAL、ANAは来年1月3日、AIRDOは同4日の見通し。
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苫小牧港・西港と東港のフェリーターミナルでも、帰省ラッシュが本格化している。昨年末にはなかった家族や親戚の出迎えの姿も見られた。
29日午前10時55分ごろ、太平洋フェリーの「きたかみ」(1万3694トン)が仙台港から乗客417人、乗用車166台を載せて西港に到着した。キャリーケースを抱えた家族連れなどが下船し、乗用車やバスに乗り込み目的地へ向かった。
東京都板橋区から家族4人で札幌市の祖父母宅へ帰省する小学3年生の光延颯祐君(8)は「ウイルスに気を付けながら、おじいちゃんとおばあちゃんに会いたい」と笑顔で話した。
フェリー各社によると、帰省ラッシュは30日まで続き、Uターンラッシュは来月2、3両日となる見通し。



















