「回復」局面は13・9% 道内企業 22年景気見通し 帝デ札幌

「回復」局面は13・9% 道内企業 22年景気見通し 帝デ札幌

 帝国データバンク札幌支店は、2022年の景気見通しに対する道内企業の意識調査結果を発表した。景気が「回復」局面になると見込む企業は13・9%となり、21年に比べ6・9ポイント上昇した。ただ、全国平均(22・3%)を8・4ポイント下回った。

 一方、「悪化」局面になると見込む企業は15%で、21年に比べ29・7ポイントと大幅に減少。「踊り場」局面は17・3ポイント増の39%だった。

 「回復」と見込む企業の業界別では、「金融」(20%)と「不動産」(16・7%)が高い。9業界中、4業界で「回復」が「悪化」を上回った。

 景気の懸念材料(複数回答)では、「原油・素材価格の上昇」が85・2%で最多。これに「人手不足」(40・5%)、「新型コロナウイルス感染症による影響の拡大」(38・5%)、「物価上昇(インフレ)」(16・8%)が続いた。

 景気回復に必要な政策(複数回答)では(1)感染症の収束(51・3%)(2)原材料不足や価格高騰への対策(39・4%)(3)公共事業費の増額(39・2%)―が上位を占めた。

 企業からは「ゴルフ場のレストランを経営しているが、来年は企業コンペの復活が見込めるので売り上げは例年並みの回復が期待できる」(飲食店)との声が上がる一方、「先行きは非常に希望が薄い。原油の高騰で物価の先行きが不安定で、全ての先行きが曇っているように感じる」(建設)との指摘も出ている。

 調査は11月16~30日に、道内企業1058社を対象に実施。561社から回答を得た(回答率53%)。

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