新年を迎え、苫小牧市高丘の樽前山神社は、初詣客でにぎわった。1日は幼い子どもを連れた家族や若いカップル、高齢者らが続々と参拝。マスク姿で拝殿に設けられたさい銭箱に硬貨や紙幣を投じ、新しい年の平穏、健康などを願って手を合わせていた。
新型コロナウイルス対策で、神社側は今年も社殿の鈴緒を撤去。おみくじ売り場など各所に消毒液を設置し、警備員は密にならないよう参拝者を誘導していた。
1日は午前中に晴れ間が広がったが午前11時ごろから雪がちらつき始め、午後1時ごろにかけて本格的に降った。
断続的に雪が降る境内でおみくじを引いて家族や友達と見せ合ったり、境内に結び付けたりする光景が広がった。フライドポテトや綿あめの屋台も並び、この日は終始にぎわいを見せていた。
福岡市の会社代表井上裕子さん(35)は市内花園町の実家から両親、妹と晴れ着姿で訪れた。昨年立ち上げた会社が軌道に乗るように―との願いを込めたといい、「人との縁を大事にこの1年を過ごしていきたい」と抱負を述べた。
市内日新町の会社員小原正仁さん(65)も「今年も1年間、元気に仕事ができるよう願った」と笑顔。妻、母親と3人で参拝した福島市の会社員武智匠哉さん(38)は「コロナの終息と落ち着いた生活、経済の活性化を願った」と話した。
同神社によると、正月三が日の参拝者数は前年同期比3万8500人増の8万4500人。
















