北海道の空の玄関口・新千歳空港で3日、年末年始を故郷や行楽地で過ごした人のUターンラッシュがピークを迎えた。元日から悪天候で運航状況が乱れ、3日に旅客が集中したことも手伝い、「コロナ前」にほぼ戻ったような混雑となった。
空港を管理・運営する北海道エアポート(HAP)によると、悪天候などの影響で定期便の欠航または30分以上の遅延が、元日は計302便、2日は計190便、3日は計155便に上った。運航の大幅な乱れを受け、2日夜から3日未明には空港を開放し、約690人が一夜を過ごした。
主要航空各社によると、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)は3日、AIRDO(エア・ドゥ)は4日が上りのUターンピークで、各社の予約率は90%以上だったが、3日に振り替える人が殺到。3日は欠航が6便にとどまったが、遅延が149便と乱れも続いた。
3日午前は各社の出発口付近に長蛇の列ができ、コロナ前と同じぐらいの混雑ぶり。家族と年末年始の1週間、札幌の実家で過ごし、東京への帰路に着いた若山延彦さん(40)は「コロナで外食は控えたが、家族でスキーに行けた。(3日は)飛行機も予定通り飛んでいてよかった」と充実した表情を見せた。
苫小牧港の東西両港を発着するフェリー各社によると、Uターンラッシュは2~4日にピークを迎え、会社によっては乗船者が前年同期に比べ2倍に増えた便もあるという。
















