官公庁や企業 仕事始め 苫小牧 役割果たし奮起を

年頭のあいさつをする岩倉市長

 仕事始めの4日、苫小牧市内の官公庁や企業でも通常業務がスタートした。トップの新年あいさつでは、新型コロナウイルスの変異株オミクロン株の拡大に備えるよう指示するとともに、自らの役割を果たし、さらなる奮起を促す言葉が聞かれた。

 苫小牧市の岩倉博文市長は同日、市役所本庁舎11階の議場で年頭のあいさつに臨んだ。コロナ感染防止のため、昨年に続き出席者を次長職以上の約40人に絞った。岩倉市長はオミクロン株の流行を警戒し、「スピード感を持って、どんなことがあっても対応することを心掛けてほしい」と職員に呼び掛けた。

 また、昨年問題化した市職員の不適切なツイッター投稿を念頭に「公僕として、どう気持ちを律して市民、企業と接するべきなのか。公務員の原点をたたき込む一年にしなければならない」と訴えた。

 岩倉市長は7月で4期目の任期を終える自らの去就について、3月の後援会の集いで明らかにするとした上で、JR苫小牧駅南口の旧エガオ問題など積み残しの課題に触れ「少しでも山を崩せるよう努力する」と述べ、職員にも協力を求めた。

 苫小牧信用金庫は同日、市内表町の同金庫本店で2年ぶりに新年合同朝礼を行った。役員と本部、本店の職員52人が出席。新型コロナウイルス対策として、出席者を例年より20人ほど減らし、人と人との距離を約1メートル離して感染防止対策を徹底した。

 小林一夫理事長は、2021年を「コロナ禍の影響を受けた1年となり、売り上げが減少した事業者に融資を行ってきた」と振り返り、「地域金融機関としての使命を果たすため、感染防止策を講じつつ通常通りの営業を継続してきた」と総括した。

 22年は▽取引先支援力の強化▽人材の確保・育成▽収益力の強化―を重点施策とし、「地域の事業者、生活者を支援することが最優先課題。地域に密着した情報に基づき提案を行い、他と差別化を図ることが厳しい競争を勝ち抜くことになる」と新年の決意を述べた。

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