昨年の110番受理件数 苫署関係分は252件増の9695件、適正利用を呼び掛け

昨年の110番受理件数 苫署関係分は252件増の9695件、適正利用を呼び掛け
「110番の日」をPRする苫小牧署員

 道警は1月10日の「110番の日」を前に、2021年の110番通報受理件数(速報値)を公表した。全道64警察署の受理件数は33万7449件(前年比2万131件増)で、このうち苫小牧署関係分は9695件(同252件増)だった。緊急性の低い通報も少なくないといい、同署は適正利用を呼び掛けている。

 同署によると、同署関係分の通報受理件数は19年まで年間1万1000件ほどで推移していたが、新型コロナウイルス禍で巣ごもり傾向が強まり、前年に続き1万件を割り込んだ。

 全道の通報の内訳を見ると、「交通事故関連」が11万945件(同8%増)で約3割を占めた。次いで「コロナの時期に催事をするなと注意しろ」「ワクチンを打ってない人がいる」といった「要望・苦情・相談」が4万9926件(同13・6%増)、事件・事故の続報など「その他」が4万6031件(同6%増)、問い合わせなど「照会」が4万3335件(同4・4%増)と続いた。

 同署関係分の内訳は公表されていないが、全道とほぼ同じ傾向という。

 110番は事件・事故発生、不審者の目撃時などの緊急通報番号であるにもかかわらず、緊急性の低い利用も後を絶たず、道警は(1)相談事(2)遺失物に関する事(3)運転免許証更新など各種手続きに関する事(4)地理案内―などについては相談専用ダイヤル「#9110」の利用を求めている。

 同署は7日、入り口付近に署員手作りのPRボードを設置。製作した地域課の高橋由妃乃巡査(22)は「110番の適正利用はもちろん、相談の専用電話#9110についてもっと多くの人に知ってもらいたい」と話した。

 同署は10日午前11時から、イオンモール苫小牧で正しい110番の使い方を周知するイベントを予定している。

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