帝国データバンク札幌支店は、2022年に周年記念を迎える道内のアニバーサリー企業を発表した。本道を代表する酒造メーカーの日本清酒(札幌市)などが、創業150周年を迎える。
22年に創業から10年刻みで周年の節目を迎える道内企業は6384社に上る。このうち、創業から1世紀の100周年は55社ある。
創業150周年は4社。1872(明治5)年創業の日本清酒は、前身は札幌で初めて酒造りを営んだ「柴田酒造店」。1959年に当時としては国内最大規模の酒造工場「丹頂蔵」を竣工(しゅんこう)。清酒「千歳鶴」や「余市ワイン」なども醸造している。漢方薬専門薬局を運営する「合資会社一の秋野総本店」(札幌市)も、150周年の節目を迎える。
140周年を迎えるのは5社ある。1882(明治15)年創業の国稀酒造(留萌管内増毛町)は、清酒「国稀」など高いブランド力を誇り、「北海道赤レンガ建築賞」を受賞した同社の建物は観光名所となっている。
130周年を迎えるのは22社。このうち92(明治25)年創業の栗林商会(室蘭市)は、創業者が現在の新潟県三条市から室蘭市に渡り、栗林商店を開いたのが始まり。道内を中心に、国内外に拠点を設ける総合商社で地元トップの有力企業として存在感を示している。
1922(大正11)年創業で100周年を迎える岩田地崎建設(札幌市)は、創業者・岩田徳治氏が1人で土木建築請負業の看板を掲げたことに始まる。2007年には地崎工業を吸収合併。道内建設業界のリーディングカンパニーとして、国内外で幅広く事業展開している。
周年企業の業種別では、100周年は小売業と製造業が各12社で最多。50周年は建設業(329社)、30周年も建設業(266社)、10周年はサービス業(384社)が、それぞれ最も多くなっている。
















