新マリン・エコ・ラベル認証シール作成 「世界基準のホッキ」アピール 苫小牧漁協 活用を本格化

新マリン・エコ・ラベル認証シール作成 「世界基準のホッキ」アピール 苫小牧漁協  活用を本格化
MEL認証シール(手前下)を箱に貼り、ホッキ貝を出荷する漁協職員

 苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)は、水揚げ日本一を続けるホッキ貝で2021年に取得した国際認証「マリン・エコ・ラベル(MEL)バージョン2」のロゴマークシールを作成した。同漁協が出荷、販売するホッキ貝の箱に貼ってPRしており、同漁協は「今すぐ効果があるわけではないが、ホッキのパイオニアとしての強みを生かせれば」と話している。

 MELは一般社団法人マリン・エコラベル・ジャパン協議会の取り組み。水産資源の持続的利用、環境や生態系の保全に配慮した管理などを認証しており、19年12月に国際認証となった。18年に旧認証を取得した苫小牧漁協も、徹底した資源管理の裏付けなどバージョンアップに対応し、21年1月に「流通加工」、同4月に「生産(漁業)」の各部門で新MELを取得した。

 認証シールは同協議会への申請で作成でき、縦5・5センチ、横9センチ。エコの「e」の字に魚をあしらった公式マークと、水揚げ日本一の誇りにも通じる「PRIDE FISH(プライド・フィッシュ)」の文字が並ぶ。

 同漁協が買い受け、出荷・販売する殻付きホッキ貝を詰めた発泡スチロール箱に貼って、消費者らに「世界基準」をアピール。現在は北海道漁業協同組合連合会のインターネットショップ「北海道ぎょれん」の他、レッドイーグルス北海道試合会場での物販など同漁協が関わるイベント販売で活用を始めた。

 同漁協は「まだまだ認知度は低い」とするが、関連業界でのMEL取得の流れは加速しており「最初にやっておけば苫小牧産ホッキの付加価値は高まる」と期待。今年度中には開発を進めてきたホッキ加工の試作品もできる予定で、「加工品の販売が始まれば、認証シールもさらに活用できる」と話している。

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