大学入学者選抜の大学入学共通テストが15、16の両日、全国677会場で実施される。大学入学センター試験の代わりに導入されて2年目の今年、苫小牧市内の受験生は前年の出題傾向などを参考に対策を練るが、学習塾からは「今年は難しくなる」との見方も。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」への危機感が強まる中、感染対策に気を配りながら追い込みに入っている。
約30人の受験生が通う市内木場町の「トランスクール」駅北口校は、直前対策や個別授業を展開中。高校部責任者の山田真道講師(42)は、大学入学共通テスト初年度の昨年の試験は平均点が高く「今年は難化が予想される」と話す。
今回も英語のリスニングは一度しか読み上げられない問題もあり、聴き取りにくい音などについて集中的に指導。数学も問題が長文化しており、短時間で問いを読み解ける速読力を鍛えてきた。
一方、昨年に引き続き、コロナ対策も強化しており入室時の検温、アルコール消毒を徹底。対面授業とオンライン配信のハイブリッド式を採用し、自習室の使用は、完全予約制としている。
道外の公立大を第1志望にしている苫小牧東高3年の澤田彩(あかり)さん(18)は暗記系科目を中心に追い込みをかけているがコロナの感染者の増加が気掛かり。「自分がかからないことはもちろん、他人にうつさないようにしなければ。(代替日の)第2日程は15、16日の第1日程の試験よりも難しい傾向にあるので、第1日程でやり切りたい」と語る。
道外の私大合格を目指す同高3年の渡部丞一郎さん(17)も体調管理に万全を期しており、「免疫力を下げないよう、夏頃から朝型の生活に切り替え、規則正しい生活を心掛けている」と言う。
山田講師は「コロナ禍を2年経験した生徒たちはある程度、(感染症)対策をよく分かっている。当日も志望校合格に向け、力を発揮してほしい」と述べた。
東胆振は、苫小牧市錦西町の北洋大学が試験会場。今年、共通テストを利用するのは全国の大学、専門職大学、短大計864大学で、志願者数は前年度比4878人減の53万367人となっている。
















