日本珠算連盟が主催する暗算検定試験1級で、満点を取った苫小牧錦岡小学校5年の若林瑞穂さん(11)=市美原町=が14日、苫小牧経済センタービルで満点合格表彰の表彰状を受け取った。同表彰は2020年度に創設され、苫小牧市での受賞者は初めて。若林さんは「試験の時に時間が余り、自信は少しあった。検定に合格する時が一番うれしい」と喜んでいる。
暗算検定試験は10級から10段まであり、1級は級として最も難しい。複数桁の掛け算、割り算などが出題され、500点満点で400点以上が合格となる。
日本珠算連盟苫小牧支部によると、若林さんが受験した昨年10月の検定試験では、1級受験者が全国で939人いた。このうち合格者は423人で、満点は10人。道内では若林さんだけとなる。
若林さんは小学1年生でそろばんを始め、現在は同連盟苫小牧支部長の西田清吾さん(70)が運営する教室「珠道館」(市双葉町)に週1回通っている。「学校で好きな科目は算数。文章題を筆算せずに、すぐに解ける」と笑顔を見せ、今後は「暗算の段位やそろばんの1級満点にも挑戦したい」と目標を掲げる。
西田さんは「受験を決めた6月は、合格点に達していなかった。練習を重ね、努力したと思う。満点は至難の業で、喜ばしい」と教え子の快挙をたたえた。
















