年明けから何度も10センチを超える降雪に見舞われた苫小牧市内で、除雪用品や雪かき用の衣料品の売り上げが急増している。室蘭地方気象台によると、苫小牧の1月の累積降雪量(16日時点)は67センチと平年値(42センチ)の1・5倍以上を観測しており、苫小牧にとっては「大雪」の影響が多方面に及んでいる。
コメリパワー苫小牧東店(新開町)は、年明けからスノーダンプやスコップなどを買い求める市民が相次いでいる。スノーダンプは前年同時期の2倍近い売れ行きで、売れ筋の価格帯は3000円台。入荷次第店頭に並べるが、すぐに売れていくという。担当者は「随時入荷しているが、次々と売れていく傾向はしばらく続くのでは」と予測する。
子ども向けのそりも2倍以上売れているほか、路面凍結に備えた転倒防止用の砂のニーズも高まっている。
イオン苫小牧店(柳町)は3日から10日にかけて、男性向けアウターの売り上げが前年同期の4・5倍になった。雪かき用の外着にする人も多く、売れ筋の価格帯は7000円~1万円台。防風や発熱性など機能性を高めた2000円前後の男性用肌着も、70%増と大きく売れ行きが伸びた。主に60代男性が買い求めるといい、売り場担当者は「これから春物の入荷が始まるが、雪の影響でまだ冬物が売れるかもしれない」と話す。
一方、天気予報で翌日以降の大雪が予想された11日、コープさっぽろステイ店(三光町)では午前中に食品などを買う客が押し寄せ、12日の客足や売り上げは前年比40%減となった。同店の担当者は「食品の売れ行き自体の動向に変化はない」と話しており、買い物客が大雪を避ける消費行動を取ったとみられる。
同気象台によると、胆振地方は18日、気圧の谷が通過する影響で一時的に雪が降る場所があるが、19日以降は降水確率20%の日が続くという。
















