苫小牧市美術博物館は15日、同日開幕した企画展「NITTAN ART FILE4」の出品作家4人を迎えたアーティストトークを館内で開いた。市民約30人が、各作家の作品解説に耳を傾けた。
作家は平取町の版画家こだまみわこさん、苫小牧市の美術家是恒さくらさん、札幌市の写真家佐藤祐治さんと構造家山脇克彦さん。苫小牧市樽前の彫刻家藤沢レオさんが聞き手を務めた。
こだまさんはアトリエ兼ギャラリーとして活用している地元の旧川向小学校の校舎と周辺の風景を彫った木版画作品について「周辺をあちこち歩き回って見たものが、一枚の版画になって出来上がる」と制作過程を説明した。佐藤さんは白黒写真を人工知能(AI)で着色した「愛のカラー写真」シリーズを取り上げ「AIは多くの人が思い描く平均値で着色することから、あらゆる人の記憶が混じった写真作品を意図している」と語った。
トーク後、来場者は写真の被写体などについて質問し、作家が手掛ける作品に興味津々の様子だった。
同展では、胆振、日高ゆかりの作家が「土地の記憶」をテーマに制作した作品を3月13日まで展示している。
















