道運輸局 岩城局長が就任会見 滞在型観光実現に意欲

道運輸局 岩城局長が就任会見 滞在型観光実現に意欲
北海道の魅力向上に意欲を示す岩城局長

 北海道運輸局に5日付で着任した岩城宏幸局長(55)は20日、就任会見し、「北海道の持つ価値を発信し、北海道の魅力を体験できるアドベンチャートラベルなどの滞在型観光を実現したい」と抱負を語った。また、「輸送の安全安心の確保は道民生活を支える運輸行政の根幹」と、同局の使命を果たしていく決意を述べた。

 地域の交通事業者は、コロナ禍による利用者の大幅減で厳しい経営を強いられている。岩城局長は「人口減少や高齢化が進む中で『地域の足』の確保は切実な問題」と指摘。「政府系金融機関による事業継続や雇用の確保、資金繰りを支援し、地域にある輸送資源を総動員して持続可能な地域公共交通を目指す」との姿勢を示した。

 宿泊業をはじめとする道内観光産業の回復に向けては「アクティビティー、自然、歴史伝統を含めた文化を体験できるアドベンチャートラベルを新たなブランドにしたい」と意欲を見せた。

 北海道勤務は四半世紀ぶりといい、「当時とは随分変わった。各地をこの目で確かめ行政に生かしたい」と話した。

 1991年3月東大法学部卒。同年4月運輸省(国土交通省)入り。観光庁総務課企画室長、大臣官房参事官、総合政策局情報政策課長、港湾局総務課長を経て前職は経済産業省大臣官房審議官。熊本県出身。

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