公益社団法人アイヌ民族文化財団は、長年にわたりアイヌ文化の伝承、保存および振興で、素晴らしい業績を上げた個人・団体を顕彰する2021年度のアイヌ文化賞、アイヌ文化奨励賞の受賞者を発表した。アイヌ文化賞には白老町在住の山崎シマ子氏(81)、アイヌ文化奨励賞は4個人、1団体が受賞した。
1997年度から始まり、今年度で25回目。昨年11月29日に開いたアイヌ文化賞等表彰者選考委員会で各地のアイヌ協会などが推薦する候補を審査し、受賞者を決定した。
山崎氏は同町の旧アイヌ民族博物館に勤め、女性の手仕事を中心に伝統民具工芸品の復元制作に携わり、白老民族芸能保存会会員としてアイヌ古式舞踊の伝承・保存にも尽力した。結成した伝統工芸サークルで伝承保存や後進の指導・育成を積極的を行っている。
アイヌ文化奨励賞には、新ひだか町の秋田てる氏(73)、釧路市阿寒町の秋辺日出男氏(61)、白老町の菅野節子氏(77)、栃木県小山市の丸子美記子氏(64)、十勝管内幕別町のマクンベツアイヌ文化伝承保存会が選ばれた。
22日に開催予定だった贈呈式は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となった。
















