本紙で連載された小説 「いい湯じゃのう」文庫本刊行

本紙で連載された小説 「いい湯じゃのう」文庫本刊行
風野真知雄著「いい湯じゃのう」(一)

 苫小牧民報に連載された風野真知雄氏のユーモア時代小説「いい湯じゃのう」の文庫本第1巻(文庫判、288ページ)がこのほど、PHP文芸文庫から刊行された。

 同作品は、2019年7月1日から20年6月25日まで当紙に連載され、河北新報など10紙に掲載された。

 風野氏は1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。1993年、「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞し、デビュー。その後も数々の文学賞を受賞し、人気作となった「妻は、くノ一」シリーズはNHKで連続ドラマ化されている。

 「いい湯じゃのう」の舞台は江戸時代、八代将軍徳川吉宗の治世。江戸幕府の財政を立て直した名君は、無類の温泉好きだったが、各地の温泉地で異変が相次いでいるとの報告が入って来る。一方、江戸では「湯の神信仰」を説く天一坊なる者が現れる。名町奉行の大岡越前が素性を調べると、将軍の落とし子といううわさがあると分かり…。

 文庫シリーズで3冊刊行され、2巻は3月、3巻は5月に発刊予定。税別680円。全国の書店で扱っている。

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