全国中学選手代表、大舞台でベスト誓う―苫小牧連合少年団、全道大会結果を報告〔スケート各団体が苫小牧市長表敬〕

岩倉市長(中央)と全国中学校大会に出場する選手ら=25日、苫小牧市役所

 全国中学校スケート大会(29日~2月1日、長野県)に出場する選手代表ら関係者が25日、苫小牧市役所を訪問し、岩倉博文市長に大会に向けた抱負を語った。第44回北海道スポーツ少年団スピードスケート競技大会(14~16日、釧路市)に出場した苫小牧連合少年団も訪問、戦績を報告した。

 全国中学校大会には、フィギュアスケートの岩本愛子(青翔中1年)が出場する。岩本は全道大会(8、9日、札幌市)でショートとフリーの合計スコア128・79をマークし、優勝した。全国大会では「ショートをノーミスで滑ってフリーに進めるように頑張りたい」と意気込んでいた。
 スピードスケートでは平吹美歩(青翔中3年)と永渕心悠(啓北中2年)、中川裕梨(ウトナイ中2年)、高橋佑斗(同1年)の4人が全国切符。
 平吹は1500メートルと3000メートルに出場。最終学年で初の全国大会出場を果たした。「出場を喜んでくれた親やコーチに恩返しができるような滑りを見せたい」と抱負を語った。
 永渕は3000メートルと5000メートルでの出場。ラップタイムの維持を主眼に置いてレースに挑む。「両方の種目で自己ベストを出したい」と語った。
 岩倉市長は「苫小牧の看板を背負って頑張って」と激励した。
 苫小牧連合少年団は北海道少年団競技大会に15人が出場し、9人が入賞した。
 中学女子3000メートルで2位、1500メートルで4位に入った中川は「伸びのある滑りができた」と手応えを語った。「もっとタイムは出せるはずなので今後も頑張りたい」と話した。
 清川侑真(北光小6年)は1500メートルで2位、1000メートルで4位だった。1500メートルではレース終盤からの粘りが上位入賞につながった。「コーナーで後ろ重心になってしまったので練習で修正したい」とひたむきだ。
 岩倉市長は「さらに上を目指してトレーニングを積んで」とエールを送った。
 北海道少年団競技大会の関係分の結果は次の通り。
 
【男子】
 ▽小学3年500メートル (2)小野瑛司(泉野小)57秒24▽小学4年同 (2)平井恒輝(澄川小)52秒92▽小学6年同 (3)栗村康生(拓勇小)46秒98▽小学3年1000メートル (2)小野瑛司(泉野小)2分4秒57▽小学4年同 (2)平井恒輝(澄川小)1分46秒93▽小学6年同 (3)栗村康生(拓勇小)1分35秒72(4)清川侑真(北光小)1分36秒24▽小学6年1500メートル (2)清川侑真(北光小)2分36秒19(4)永渕友悠(同)2分39秒07▽中学3000メートル (6)永渕心悠(啓北中2年)4分54秒36
【女子】
 ▽小学4年500メートル (5)葛西風花(美園小)57秒29▽同1000メートル (2)葛西風花(同)1分53秒72▽中学1500メートル (4)中川裕梨(ウトナイ中2年)2分31秒19▽同3000メートル (2)中川裕梨(ウトナイ中2年)5分12秒53(6)平吹美歩(青翔中3年)5分33秒46

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