元選手・解説者の塚本清彦さんが指導―駒大苫でバスケクリニック

元選手・解説者の塚本清彦さんが指導―駒大苫でバスケクリニック
クリニックで指導する塚本さん(右)

 駒大苫小牧高男子バスケットボール部で23~26日、バスケットボール解説者の塚本清彦さん(60)によるクリニックが行われた。同部のメンバーが参加し、個人スキルの向上や攻守のシステムについて徹底指導を受けた。

 塚本さんは兵庫県出身。育英高、明治大を経て実業団の日本鋼管(当時)に入団。ポイントガードとして2度の日本リーグ制覇に貢献した。同大や法政大でヘッドコーチとして指導経験もある。駒大苫でのクリニックは3年ほど前から行われていて、昨年3月からは2カ月に1回のペースで塚本さんが指導してきた。

 塚本さんは「リード&リアクト」(読みと反応)と呼ばれるオフェンスシステムを紹介。選手は、ボールマンがゴールに向かってドリブルするのに合わせて、オフボールマンの4人がコート上を渦巻きを描くように動く「サークルムーブ」などの連係プレーを繰り返し練習していた。

 試合や練習でのミスへの対応については1試合の攻撃で6割近くはミスになるとした上で、「何がミスの原因だったのかチーム全体で共有することが重要だ」とアドバイスしていた。

 同校バスケ部のフォワード本間湊達(1年)は「ディフェンスのステップから教えてもらった。一つ一つの動きの大切さが分かった」と話していた。

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