国の人口の話だが、米国3億1580万人、カナダ3789万人、フィンランド551万人、ロシア1億4680万人、スイス867万人。これらは外務省ホームページ各国基礎データを基にした。
日本は総務省推計で今月1日現在1億2544万人という。国際アイスホッケー連盟による女子世界ランキング上位6カ国の順にその人口を記した。ここ4年の世界選手権と前回五輪順位ポイントで決める格付けで日本は過去最高の6位で来週開幕の北京五輪に挑む。この6強に予選突破3カ国とホスト国・中国を加えた計10チームの戦い。
同連盟ホームページで女子プレーヤー競技人口統計が確かめられて興味深い。米国8万4102人、カナダ10万1879人と桁違い。総人口が本道に近いフィンランドも5906人いる。ロシア2141人、スイス2011人とあり、日本は唯一1000人台の1439人。ランク9位で予選を脱したスウェーデンでも7843人となる。
以前は主要な国際大会で日本の前に立ちはだかることが多かった中国は直近ランク20位だ。総人口14億人で競技人口なら1761人。動向はなかなか伝わってこないが、今回代表にもハイレベルな北米や欧州で活動中の中国系選手がいるだろう。
隣国とでさえ海を隔てる島国で「競技人口少数」の環境下、スマイルジャパンはよくここまで強化を遂げたと感じ、敬服する。練習地苫小牧で鍛えた女子23人の大勝負が近づく。(谷)









