2月3日の節分が近づき、苫小牧市内で商戦が活発化している。スーパーの店頭に豆菓子が並び、すし店では恵方巻きの予約を受け付けている。コロナ禍で自宅で豆まきを楽しむ人が増える一方、樽前山神社(高丘)は感染防止対策を徹底した上で、昨年はできなかった「福豆捲(ま)き神事」を実施する方針。
コープさっぽろパセオ川沿店(川沿町)は、今月3日に特設コーナーを設置。豆菓子など約60種類を用意した。落花生が一番人気で、200円台の国産(200グラム)や100円台の中国産(100グラム)を並べている。子ども向けに人気アニメのキャラクターが描かれた豆菓子も購入者が相次ぐ。売れ行きのピークは2月2日と予測する。
同店の前田博幸店長は「マシュマロやチョコなど子どもに人気の菓子も売れる。以前は高齢者が中心だったが、昨年から若い人の購入も増えた」と話し、自宅で豆まきをする層の広がりをうかがわせる。恵方巻きは、海鮮入りなど約20種類を並べる考え。
北海道鮨商生活衛生同業組合苫小牧支部(齊藤芳行支部長)は恵方巻きの予約を受け付けている。カニやアナゴなど9種類の具材が入った「かに穴子入り」(税込み1200円)と、卵やキュウリなど7種類の「丸かぶり寿司」(同600円)。
加盟店は▽日本橋(桜木町)▽魚徳(春日町)▽千両寿司(ときわ町)▽寿司きしの(大町)▽SUSHIROBATAかめちゃん(錦町)▽まさる寿し(同)▽栄寿し(同)―の7店。齊藤支部長は「しゃりやのり、具材が他とひと味違うので、たくさんの人に食べてほしい」とアピールする。
樽前山神社(高丘)では2月3日、年男や年女、厄年の人など約20人が福豆捲き神事に臨む。昨年は中止し、関係者のみで神事と豆まきを行った。市民の見学も可能だが、同神社は「マスクを着用して声を出さず、人と人の間隔を空けるように」と協力を求める。感染状況によっては変更する場合もあるという。
節分は、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式。同神社は「コロナで疲弊した世の中の厄払いをしたい」としている。



















