日露・姉妹都市交流年開会式催す 今後の発展誓い合う

日露・姉妹都市交流年開会式催す 今後の発展誓い合う
日露地域・姉妹都市交流年開会式の記念撮影

 日露地域・姉妹都市交流年開会式が29日、札幌市内で開かれた。当初予定していた2020年から21年の開催期間は、現下のコロナ禍を踏まえて22年末まで延長する。これまでオンラインを活用して交流行事には340件、延べ130万人以上が参加。両国の各地とオンラインで結んだ札幌の会場には鈴木貴子外務副大臣、ガルージン駐日ロシア特命全権大使が出席し、両国地域間交流の一層の発展を誓い合った。

 オンライン出席した日露地域交流年組織委員会共同委員長の林芳正外務大臣は「日露地域・姉妹都市交流年は、日ロ交流の裾野を地方にまで広げるもの。人と人との交流が相互理解を深め信頼関係を築く。開会式を機に新たな交流のスタートとし、重要な隣国ロシアと培われた関係がさらなる発展につながることを祈念します」とあいさつ。

 イリチョフ・ロシア連邦経済発展次官(オンライン出席)は「コロナ禍で時期はずれ込んだが、両国の強力な歩みは止まらない。貿易レベルは回復、活発化している。日本からシベリア鉄路経由のヨーロッパへのコンテナ輸送やハバロフスクの予防医学センター、モスクワのトラック組立工場の大規模プロジェクトはじめ、両国のパートナーシップによる交流は80地域。地域間交流のスピードを高め、多くの成功を収めていきましょう」とのレシェトニコフ、マクシム・ゲンナジエヴィチ・ロシア連邦経済発展大臣のメッセージを代読した。

 鈴木直道知事は「北海道にとって最も近い隣国で大切な友人。交流のフロントランナーとして築き上げた友好の絆を礎に飛躍の年にしたい」とあいさつ。この後、ステージでは日ロの地域交流の実例としてアイヌ古式舞踊や高校吹奏楽部によるロシア民謡の演奏(動画上映)、バラライカや和太鼓の演奏が披露された。

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