苫小牧市緑ケ丘公園内のスポーツ施設などの指定管理者を務める緑豊建設(矢部隆明社長)は2月1日、園内の旧サイクリングターミナル(高丘)を改修した宿泊施設「緑ヶ丘トマロ」をオープンする。「苫小牧に泊まろう」の意味を込め、洋室やトレーニング室を新たに整備し、施設機能を充実した。宿泊は5人以上からの完全予約制。すでに満室の日もあり、同社は「反応はよい」と手応えを感じているが、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、宿泊客への影響も予想される。
1984年建設で2015年3月に閉鎖した旧サイクリングターミナル(鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積約1500平方メートル)を市から無償で借り受け、昨年4月から改修して再スタートにこぎ着けた。
かつての和室の大広間は間仕切りを設け、シングル2室とツイン4室の洋室に一新。従来の和室も4人、5人、6人用の計10室を残し、各室にテレビや冷蔵庫、机を備え付けた。宿泊客は最大58人まで受け入れる。
旧研修室はトレーニング室に、旧食堂は食事のほか会議にも使える多目的ホールに改めた。風呂は大浴場。ロビーはWi―Fi(ワイファイ)環境を整え、隣接の旧スポーツハウスを解体して駐車場も拡充した。
宿泊は5人以上のグループからでき、宿泊日の5日前までの予約が必須。中学生以上で1泊1人税込み3000円から。食事も追加料金で提供する。
すでにスポーツ関係者を中心に予約が入っているという。市内は比較的雪が少なく、陸上競技場など屋外スポーツ施設の一般開放が3月下旬ごろから始まるため、3月に予約で満室の日も出ている。同社の同公園運動施設の統括責任者である矢野孝一さんは「宿泊が30人以上なら貸し切りにも応じる。合宿でチームの結束を深めることができ、感染対策にもなる」とアピールしている。
宿泊予約や問い合わせはトマロ 電話0144(38)8811(平日午前9時~午後5時)。



















