苫小牧市東地域包括支援センターが3月にかけて認知症をテーマとした学習会「認知症フレンドリーカレッジ」を開いている。初回はオンライン形式で行い、広島県在住の元若年性認知症当事者と50代で認知症と診断された母親を介護する市民が講師を務め、それぞれの立場から、認知症の人が孤立しない社会の在り方について語った。
認知症への正しい理解を広げるための学習会で、1月22日、2月26日、3月26日の全3回。初回は新型コロナウイルス対策のため、インターネット回線を使い、講師も参加者も自宅などから参加するオンライン形式で実施し、約20人が参加した。
広島県から参加した講師の竹内裕さんは、認知症と診断された15年ほど前の59歳の時を回顧。認知症を発症した義理の母と自身の姿を重ね合わせ、「自分の人生はここで終わったと思った」と語った。その後、友人の励ましもあって当事者や家族を支える市民グループを立ち上げ、病気や自分を理解してくれる人の存在が「ここにいていいという安心感につながった」と話した。
市内から参加した講師の山田麻以さんは、2011年に53歳で認知症と診断された母を持つ。16年からインターネットサイトへの投稿を続けており、自身と同じような立場にある人との交流が大きな支えとなった経験を発表した。
同センターは次回のフレンドリーカレッジの参加者を募集中。参加無料で、問い合わせ、申し込みは同センター 電話0144(52)1155。
















