雪の結晶が聖火台に

雪の結晶が聖火台に
4日、北京冬季五輪開会式で、聖火の最終点火者を務めたジニゲル・イラムジャン選手(左)(AFP時事)

 開会式の大きな見どころである聖火の点火。1950年代から90年代まで、各年代生まれの中国出身の元冬季競技選手ら5人がつなぎ、最後にトーチを受け取ったのは、2000年代生まれで本大会に出場する男女の中国人アスリートだった。

 ノルディック複合男子に出場する趙嘉文選手(21)と、新疆ウイグル自治区出身でスキー距離女子のジニゲル・イラムジャン選手(20)が、並んで会場中央にある大きな雪の結晶の真ん中にトーチを設置。結晶はゆっくりと回りながら空中に浮かび続けた。

 08年夏季五輪では体操五輪金メダリストの李寧氏がワイヤアクションで宙に舞って点火する大がかりなものだったが、対照的に落ち着いた演出となった。

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