立春(4日)の早朝に搾った生原酒「立春朝搾り」が5日、日本名門酒会に加盟する苫小牧市内の酒販店に入荷した。道内では男山(旭川市)が製造し、特製のラベルを貼った酒瓶が店頭に並ぶ。同市の永山神社でおはらいを受けた後に運ばれた酒は無病息災、商売繁盛の願いが込められ、毎年購入するファンも多い。
同会が立春に合わせて全国で展開する行事。今年は全国で43蔵が参加した。基本的に各蔵の近郊にある加盟酒販店で販売する。価格は税込み1760円(720ミリリットル)。
道内で参加した蔵は男山のみ。同社によると、酒造好適米「吟風」を使用した。日本酒度がプラス1で、しっかりとした味わいの中に、フルーティーな香りとフレッシュな味もするのが特徴という。約1万1000本生産し、47店(市内4店)に届けた。
錦町の福士商店は60本を入荷。すでに半分以上の予約が入り、若者から高齢者までリピーターが多いという。従業員の池田芳彦さん(39)は「毎年味が違うので、楽しみにする方が多い」と語る。
美原町のアルス美原店は216本を仕入れ、初日から予約客や来店客が次々と買い求めていた。平田幸彦代表は「歴史あるお酒なので、自宅でじっくり味わってほしい」と話していた。
















