5カ月ぶりに悪化 道内1月景況 「第6波」が直撃 企業マインド冷え込む 帝国データ札支店 

5カ月ぶりに悪化 道内1月景況 「第6波」が直撃
企業マインド冷え込む 帝国データ札支店 

 帝国データバンク札幌支店は、1月の道内景気動向調査結果を発表した。景気DI(「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は前月比2・5ポイント減の38・6となり、5カ月ぶりに悪化した。年明けから新型コロナウイルス感染拡大の「第6波」が本道にも襲来し、再び企業マインドが低下している。

 景気DIは4カ月ぶりに40を下回る低水準となった。全国平均の景気DI(41・2)との比較では、北海道は15カ月連続で下回った。その差は前月から0・2ポイント縮小した。

 企業の規模別では昨年5月以来、8カ月ぶりに全ての規模で悪化。大企業は前月比2・2ポイント減の40・9となり、4カ月ぶりに悪化。中小企業は2・6ポイント減の38・1と2カ月ぶりに悪化。中小企業のうち小規模企業も3・5ポイント減の39・9となり、8カ月ぶりに悪化した。

 業界別でも2020年3月以来、1年10カ月ぶりに9業界全てで悪化。好調に推移していた「不動産」も前月比11・3ポイント減の47・0となったほか、飲食店の大幅悪化を背景に「サービス」も4・9ポイント減の36・6と5カ月ぶりに悪化。「運輸・倉庫」は0・5ポイント減の33・3と4カ月連続で悪化した。

 今後の先行き見通しでは、「3カ月後」が40・1(前月調査40・7)、「6カ月後」が42・8(同43・4)、「1年後」が44・0(同44・8)。3指標とも前月調査から後退する予想だ。

 食品関連業からは「年明け以降、客足の伸びが止まった」「原材料の値上げに伴い製品の値上げを実施したが、今後の消費者動向が気掛かり」との声。運輸・倉庫業からは燃料費高騰や「荷動きが止まった」との指摘も。感染急拡大の収束と先行きが見通せないとの声が多数寄せられている。

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