ジャンプ失格多発受けFISへの提案など検討―全日本スキー連盟

ジャンプ失格多発受けFISへの提案など検討―全日本スキー連盟

 全日本スキー連盟の斉藤智治競技副本部長は10日、北京五輪のジャンプ混合団体でスーツの規定違反により高梨沙羅(クラレ)ら各国の女子選手の失格が相次いだことを受け、五輪後に国際スキー連盟(FIS)に対して「何らかのアクションを起こす」と明らかにした。抗議ではなく、今後の用具検査の在り方について提案をするような形になる見込み。

 現場からは、五輪の検査がワールドカップ(W杯)での手順と違ったという趣旨の報告があったという。

 日本のジャンプ女子チームは既に日本や欧州の拠点に戻った。斉藤競技副本部長は「今は高梨選手のケアが一番大事。帰る時にはバスの窓から(スタッフに)手を振っていた」と話した。

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