苫小牧署(菊地健司署長)は10日、適切な対応で特殊詐欺被害を未然に防止したとして、署内でローソン苫小牧双葉町3丁目店のアルバイト従業員永満舞さん(33)に感謝状を贈った。
同署によると1月25日、苫小牧市内在住の70代男性が同店で9万円分の電子マネーを購入しようとした際、金額の大きさと男性の動揺した様子に違和感を感じレジ対応をした永満さんが声を掛けた。店内に掲示された特殊詐欺対策シートを男性に見せ、「購入目的に当てはまる項目はありますか」と尋ねると「パソコンのウイルス除去」の項目を指した。
男性はニュースサイトを閲覧していたところ、パソコン画面が作動しなくなり、電話番号が表示されたと説明。電話をかけると片言の日本語を話す女性から電子マネーの購入を指示されたと語った。永満さんは、購入を思いとどまらせ、警察に相談するよう説得。男性は帰宅後に署に相談し、特殊詐欺と判明した。
感謝状を受け取った永満さんは「声を掛けるのにためらいはあったが、詐欺を防止できてよかった。今後も高額支払いをしようとする人を見掛けたら、声を掛けたい」と話した。同署は「特殊詐欺には不安をあおるものが多い。怪しいと思ったら無視するか相談を」と呼び掛けている。
















