大雪運休 改善早急に 知事とJR北社長会談 地域連携も議論

大雪運休 改善早急に
知事とJR北社長会談 地域連携も議論
今後の改善策に向け会談した鈴木知事(左)と島田社長(右上)=14日午後4時40分ごろ、道庁

 札幌圏の記録的な大雪で、JR札幌駅発着の列車が運休するなど公共交通機関のダイヤが大幅に乱れた問題を受け、鈴木直道知事は14日、道庁でJR北海道の島田修社長と会談した。島田社長は「11日までの丸6日間、札幌市民だけでなく道民、物流関係にも大変なご迷惑をお掛けした」と陳謝し、今後は「今回の反省を踏まえて設備面や気象データの活用方法などを早急に検討し、来冬期に向けた改善策につなげていきたい」との姿勢を示した。

 知事は「今回のような不測の事態に備え、どうやったら早期に再開できるか。JRだけではなく、関係者のみんなで検証していくことが重要だ」と強調。道やJR北のほか、気象庁、自衛隊、札幌市、バス事業者なども参加した検証の場を設け「今回の件を教訓に、何が最善であったのかを考えていきたい」と提案した。

 島田社長は異例の事態に陥った運休問題について「日曜日(6日)の午前中に私どもが予想していた以上に災害級の急激な降雪があった」と指摘。その際に運行していた列車が「ポイント不転換などの発生により動けなくなり、最終的に車両基地に収容するのに大変な時間を要したことが、今回の事態を拡大させた大きな要因」と説明した。

 島田社長は同社としての改善策について▽気象データの活用方法を踏まえた輸送手配の在り方▽利用者への情報提供の在り方▽ポイント不転換を起こさない設備面での強化―を主な視点に、早急にまとめる考えを示した。

 また、JRだけでなく地域全体としての連携ができなかったとの指摘に関しては「謙虚に批判を受け止め、今後の対策に生かしていきたい」と強調。知事が提案するJR以外も含めた関係者による検証についても「そうした検討の場に参加させてもらい、地域連携の議論を進めていきたい」と述べた。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る